箱館戦争終結150周年記念
第48回 函館文化発見企画 講演会（函館市中央図書館 郷土の歴史講座）開催のお知らせです。

今を去る150年前の明治2年の春、戊辰戦争の最終局面として道南一帯が戦場となった「箱館戦争」を終結に向かわせる和平の動きは、旧幕府軍に参加していた会津藩遊撃隊々長である諏訪常吉が新政府軍に宛てて認めた「小子儀、素より戦を好まずに候」という手紙が発端となって始まりました。箱館戦争終結から150年の今年、新政府軍に抗敵しながらも平和を求めた諏訪の思いを通して、箱館戦争はどのような経過を辿って終結を迎えたのかを考察し、戊辰戦争終結に至る歴史的な意義を改めて考える契機とします。

講師

歴史作家 好川 之範（よしかわ ゆきのり）氏

1946年、札幌市生まれ。会津藩士の子孫。駒沢大学卒業。
札幌市環境計画部長、札幌市教育文化会館々長等を歴任。
札幌市民芸術祭実行委員会事務局長を務めた。

≪主要著作≫
『道新選書-幕末の密使』(北海道新聞社)
『札幌文学散歩』(北海道新聞社)
『土方歳三 最後の戦い』(北海道新聞社)
『坂本龍馬-志は北にあり』(北海道新聞社)
『幕末・会津藩士銘々伝』(共著・新人物往来社)
『箱館戦争銘々伝』(共著・新人物往来社)
『北の会津士魂』(歴史春秋社)　　他