第30回 函館文化発見企画 箱館奉行所復元オープン記念講演会「建築史から見た箱館奉行所の復元意義」

講演会では、講師の人柄がにじみ出るユーモアあふれるお話と、アカデミックすぎない、一般の方でも興味を持ってお聴きいただける内容でした。また、講師ご自身が担当されたNHK大河ドラマにおける建築物の時代考証の実例を挙げながらの解説により、伝統的建築物の復元の持つ意義をわかりやすく説明されていました。

第二部 箱館奉行所復元記念フォーラム

テーマ「復元された箱館奉行所を五稜郭の街づくりに活かすためには」

時間:午後2時40分~午後4時10分
コーディネーター:公立はこだて未来大学教授 木村 健一 氏
パネリスト   :北海道立函館美術館 館長 中江 修 氏
函館市芸術ホール 館長 市川須磨子氏
函館市中央図書館 館長 長谷部一弘氏
函館市北洋資料館 館長 遠山 孝一 氏
新都心五稜郭協議会 会長 中野  豊 氏

主催:函館市教育委員会・新都心五稜郭協議会・函館梁川商興会
協同組合五稜郭・北海道新聞函館支社

フォーラムでは、各施設の現状と今後について各パネリストによりお話があり、その後は五稜郭地域の課題として「駐車場が少ない」「ゴールデンウィークの芸術ホールの利用に空きが出ている」や「各施設でイベントがバッティングしないよう早めの情報交換が必要」とし、奉行所の復元オープンを機に各施設が連携して最良のサービスを市民、観光客に提供するなどを議論されていました。

2010/7/30(金)
講師
平井 聖 氏(昭和女子大学 国際文化研究所 顧問)
時間
午後1時30分~午後2時30分
場所
函館市中央図書館(函館市五稜郭町26番1号)視聴覚ホール
主催
函館市・函館市教育委員会・箱館奉行所復元促進期成会・北海道新聞社・五稜郭タワー株式会社
後援
道南ブロック博物館施設等連絡協議会