第35回 函館文化発見企画 講演会「幕末・明治期の函館の女性たち」

今回は12月1日に森本貞子氏の歴史ノンフィクション『女の海溝 トネ・ミルンの青春』の増刷・発刊を記念して、堀川トネ(トネ・ミルン)を始めとする幕末から明治初期の、函館の女性の姿について、道南女性史研究会の代表・酒井嘉子氏にご講演いただきました。

講演では、箱館遊郭(異人揚屋)と遊女町の女性などの郷土史に於いても通常取り上げられる機会の少ない分野にも言及され、現代とは異なる国際結婚に対する政府の方針など「男性の歴史」に偏りがちな函館の歴史に対して「民俗史・女性史」という新たな側面での「函館文化」についてお話されました。

2013/1/26(土)
講師
道南女性史研究会 代表 酒井 嘉子 氏
場所
函館市中央図書館・視聴覚ホール
主催
五稜郭タワー株式会社
共催
函館市中央図書館
後援
北海道新聞函館支社・函館新聞社・道南ブロック博物館施設等連絡協議会