第40回 函館文化発見企画 講演会『史料で見る「北海道の歴史」』

平成27年6月20日(土)、函館市中央図書館・視聴覚ホールにて、第40回 函館文化発見企画 講演会が開催されました。

古代・中世・近世の函館や北海道について、『日本書紀』や松前藩の史書である『新羅之記録』を始め、『吾妻鏡』、『諏訪大明神画詞』などの道南に関る古文書、金石文などを素材として、これらの史料を読み解くことを通して函館と道南地方の豊かな歴史をわかりやすく解説していただきました。

今回は、『史料で見る「北海道の歴史」』と題し、市立函館博物館友の会理事の木村裕俊氏を講師にお迎えしました。

日本書紀から大和朝廷の北進政策と「渡島エミシ」についてや、阿倍比羅夫が渡ったエミシ国とはどこか、鎌倉幕府の蝦夷地統治、三守護職体制と道南十二館、松前藩の誕生から公家文化、箱館の街の盛衰までを、短い講演時間の中、史料のスライドとともに、とてもわかりやすくお話しを聞くことが出来ました。

2015/6/20(土)
講師
市立函館博物館友の会理事 木村裕俊氏
時間
午後1時30分~午後3時(開場:午後1時)
場所
函館市中央図書館 視聴覚ホール (函館市五稜郭町26番1号)
主催
五稜郭タワー株式会社
共催
函館市中央図書館
後援
道南ブロック博物館施設等連絡協議会・北海道新聞函館支社・函館新聞社