第47回 函館文化発見企画 講演会「公家・清水谷公考の“青雲の志”とその挫折」〔終了〕
第47回 函館文化発見企画 講演会(函館市中央図書館 郷土の歴史講座)開催のお知らせです。
平成30年10月27日(土)に行われる、第47回 函館文化発見企画 講演会は、
『公家・清水谷公考の“青雲の志”とその挫折 ― 箱館裁判所・箱館府創設と箱館戦争の狭間 ―』と題し、作家の北国諒星(ほっこくりょうせい)氏をお迎えしてご講演いただきます。
大政奉還に伴い箱館奉行から五稜郭を引き継いだ箱館府知事・清水谷公考。しかし、その施政が軌道に乗る暇も無く榎本武揚の率いる旧幕府軍の侵攻を受け、抵抗もままならないまま青森へ脱出することとなりました。蝦夷地の開拓という大きな志の半ばで、心ならずも箱館戦争に巻き込まれていった箱館府の人々の視点から明治維新を考察し、彼らが描いた明治の北海道の姿や、近世から近代への転換の舞台となった函館と道南の歴史を、北海道開拓に関する数多くのノンフィクションを著している講師が繙きます。
講師
作家 北国 諒星(ほっこく りょうせい)氏
福井県出身。金沢大学法学部 卒業。
北海道開発庁 北海道開発局官房長などを経て、現在は歴史作家。
「趣味の歴史(開拓史)講座」を主宰。 北海道屯田倶楽部 理事。
2006年、『魂を燃焼し尽くした男 -松本十郎の生涯』で、「第26回北海道ノンフィクション大賞』を受賞。
2016年、瑞宝中綬章を受章。
≪主要著作≫
『青雲の果て -武人 黒田清隆の戦い-』
『幕末維新 えぞ地にかけた男たちの夢 -新生“北海道”誕生のドラマ-』
『さらば・・・えぞ地 松本十郎伝』
『歴史探訪 北海道移民史を知る ! 』いずれも 北海道出版企画センター発行。 他、多数。
『函館文化発見企画』とは?
函館文化発見企画とは、地域の文化的諸活動への参加と協力を、永く弊社の社是として留め、地域の多様な
分野における文化的活動の一層の進展にささやかでも寄与しようと企画されたものです。
地域は生活文化の宝庫です。それらのひそやかに育まれてきた貴重で多様な文化に眼を遣りこれを
いつくしみ失わないために弊社も地域の一員として「函館の文化発見」を「企画」しようと考えたわけです。
原則的に、春と冬の1回ずつ、年2回の開催しております。
- 講師
- 作家 北国 諒星(ほっこく りょうせい)氏
- 時間
- 14:00〜15:30(開場 13:00)
- 会場
- 函館市中央図書館 視聴覚ホール (函館市五稜郭町26番1号)
※公共の交通機関のご利用にご協力下さい。
- 定員・参加料
- 150名(会場定員に達し次第、締切)・参加無料
- 申込み方法
- 直接、会場にお越しください。 申込みは必要ありません。
尚、会場定員(150名)に達し次第、締切り致します。
- 問い合わせ
- 五稜郭タワー株式会社 講演会 担当
電話:0138-51-4785(9:00~17:00)
FAX:0138-32-6390
メール:kimura@goryokaku-tower.co.jp
- 主催
- 五稜郭タワー株式会社・函館市中央図書館 指定管理者 TRC函館グループ
- 後援
- 道南ブロック博物館施設等連絡協議会・北海道新聞函館支社・函館新聞社
- 今後の開催予定
- 第48回 函館文化発見企画 講演会
平成31年春 開催予定