第56回 函館文化発見企画 講演会 「五稜郭の石垣技術の特徴と保存管理の現状」

第56回 函館文化発見企画 講演会 「五稜郭の石垣技術の特徴と保存管理の現状」

第56回 函館文化発見企画 講演会(函館市中央図書館 郷土の歴史講座 共催)の参加者募集のお知らせです。

五稜郭の石垣技術の特徴と保存管理の現状

2022年の函館市教育委員会による特別史跡五稜郭跡の石垣保存修理工事において、石垣内部への浸水を防ぐ「刃金板」の遺構が発見されました。その一方で、去る2月には堀に面した石垣が崩落するなど、文化財保護の観点から憂慮すべき状況も発生しています。そこで、五稜郭が竣工し、箱館奉行所が開庁した元治元年(1864)から160年を迎えた本年、五稜郭の史跡整備に携わっておられる東北芸術工科大学の北野博司氏をお招きし、郷土の貴重な文化財である五稜郭の石垣構築技術とその現状について改めて考える機会とします。(講演会終了後、五稜郭の兵糧庫内に保存されている「刃金板」を公開致します。) 
 

講師

東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター 教授・センター長 北野 博司 (きたの ひろし) 氏

1959年、石川県生まれ。富山大学人文学部を卒業。
石川県立埋蔵文化財センター、石川県教育委員会事務局を経て、2000年から東北芸術工科大学芸術学部。
専門は考古学・文化財マネジメント。主な研究テーマは窯業史、近世城郭の石垣技術。
五稜郭をはじめ、熊本城跡、金沢城跡、仙台城跡、佐渡金銀山遺跡など、全国30か所余りの史跡整備の指導にあたる。本年4月より東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター長。
 

開催日
2024/6/8(土)14:00〜15:30(開場 13:30)
五稜郭が竣工し、箱館奉行所が開庁した元治元年(1864)から160年を迎えた本年、五稜郭の史跡整備に携わっておられる東北芸術工科大学の北野博司氏をお招きし、郷土の貴重な文化財である五稜郭の石垣構築技術とその現状についてご講演頂きます。
講師
東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
教授・センター長
北野 博司 (きたの ひろし) 氏
時間
14:00〜15:30(開場 13:30)
会場
函館市中央図書館 視聴覚ホール (函館市五稜郭町26番1号)
※公共の交通機関のご利用にご協力下さい。
定員・参加料
150名(当日先着順)
参加無料
申込み方法
当日、直接、会場へお越し下さい
お問い合わせ
五稜郭タワー株式会社
電話:0138-51-4785(講演会担当)
主催
五稜郭タワー株式会社
函館市中央図書館
指定管理者:図書館流通センター・マルエイヘルシーサービス共同事業体
後援
道南ブロック博物館施設等連絡協議会
北海道新聞函館支社
函館新聞社
今後の開催予定
第57回 函館文化発見企画 講演会
2024年冬 開催予定